わたくし、明日から、セキュリティ・キャンプ全国大会に参加させていただきます。期間中、毎日更新できればと思っていますのでよろしくお願いします。
セキュリティ・キャンプ全国大会 is なに
セキュリティ・キャンプ全国大会は、IPAが主催する、情報セキュリティ技術を5日間の合宿形式で学ぶプログラムです。セキュリティ・キャンプ事業の中心として開催されていて、各コース/トラック/ゼミに分かれています。
毎年参加者の選考があり、選考課題はコース/トラック/ゼミによりまちまちです。
私は、集中開発コースのY【システムプログラミングトラック】のうち、Y-Ⅰ OS開発ゼミに応募しました。
これまでの活動頑張ったよってことと、簡単なCコードを書いて提出しました。というものの、応募締め切りがJapanOpen Wakayamaの直前(2019/4/27)でデスマの真っ最中だったので、あの辺りあまり記憶がありません。
※来年以降応募したいと思っている方で、私のクソなのでも見たいという方がいらしたらTwitterあたりにDM飛ばしてください。一応選考通った回答なので1ミリくらい参考になるかもです。 publicに晒しませんが個人対応は喜んでお受けします。
それでお前は何をするのか
先述のとおり、Y-Ⅰ OS開発ゼミに応募して通していただいたので、OSを作ります。
が、その中でも4つの「テーマ」に分かれています。
- フルスクラッチOSを書こう!
- 最先端OS談義
- Linux開発者を目指そう!
- Raspberry Piで動く組み込みOSを作ってみよう!
この中で、私は、”Raspberry Piで動く組み込みOSを作ってみよう!”テーマに応募しました。
個人的にESP32を扱っていた時期で組み込みOSが自分的にアツかったのと、最近は組み込みコードをよく書いているくせに少しレイヤが低くなるだけで何も知らないなんてクソだなと思ったので、少しましになれればという思いもありました。
というわけで、私はRasPiで動く組み込みOSを作ってきます。
これまでにやったこと
参加者専用に、Kintoneのグループ(っていうのが正しい呼び方なのか知りませんが)があります。
そこで、事前課題的なものが出されていて、書籍を読んでくることと、OS作成の基礎となる簡単な部分を理解するためのプログラムを組んでおくことがでました。
具体的には、「12ステップで作る組込みOS自作入門-」の後半を読んで、OSに必要なMI(Machine Independent,ハードウェア関係なく必要になる機能実装)部を学び、講師の西永さん作の資料でMD(Machine dependent)部を学ぶという構成で、最終的に今の段階でBareMetal(=OSなしの状態) でLチカするところまでできました。
お気持ち表明
全力で楽しんで来たいと思います。
普段は低レイヤに苦手意識がありますが、マジのエキスパートの方やつよつよ受講者(そういえばU-22で知り合ったこーでぃも通っていたようです。またコンパイラ。好きすぎかよ。最高です。)に囲まれることになるので、その人たちからスキルと同時にその道の「楽しみ方」みたいなものも感じられると、後につながる経験になるかと思います。
明日からもレポート予定ですのでよろしくお願いします。